2010年10月15日金曜日

とっつき戦術 〜軸ずらし〜

みなさん、こんばんは。
タイトルはとっつき戦術ですが、私が練習会の中で一つ伝えきれなかったことを中心にお伝えします。
軸をずらしたまま相手を捉える機動について。

私は、相手からの攻撃機会を極限まで減らし、その上でこちらから攻撃できる隙を見せ、それをエサにカウンターを狙う。または、こちらの機動力を活かして先制攻撃を行う。そのような考え方を持って、パイルオンリー戦を戦っています。


その上で重要なのが、相手の攻撃軸上に乗らないこと。

攻撃軸の定義は難しいですが、今回の場合は相手の真正面のラインかつ前QBパイルの射程内としておきます。

相手の攻撃軸に入らないためには、NBによる攪乱、QBによる攪乱の2通りの動作がありますが、皆さんはどちらが危険だと思いますか?

最近の私は、QBの方が危険だと感じています。なぜなら、QBは一度発動すると一定時間同じ軌道を描く、4方向にしか動けないので動きが読まれやすい、というリスクがあるからです。

一方、NBによる旋回は比較的自由に方向転換できる上、捉えられたと感じた瞬間にQBでとっさに回避することもできる。QBを多く使わないことは、いざ攻撃に転じるときのEN管理にも役立ちます。

具体的に、NBでどのように軸をずらしていくか。





たとえば、一定方向にずっとNBしているとやがて予測されてとっつかれてしまいます。
それを防ぐためには、適当なタイミングで方向転換をしてやれば、相手の予測から外れて「一瞬」相手の攻撃軸から外れます。

基本的にはこのような感じなのですが、ひとつ気をつけて欲しいのは「一瞬」しか相手の攻撃軸から外れないこと。つまり、常に不規則な動きをし続けるなどしなければ、相手の攻撃軸に乗ってしまうということです。

これをどうやって回避するか。これは、「相手の裏を掻く」しかないでしょう。
相手の予測を振り切って、方向転換を繰り返す。これによって相手もどのように予測していいか分からなくなっていき、徐々にこちらのペースに引き込める、となるでしょう。

……上手くいけば。


最近の私はNBをメインに軸ずらしを行っているわけですが、私のNBでの機動にはもう一つの特徴があります。それは、相手を正面で捉えないこと。

正面で捉えないことにより、実は斜め向きにNBして回避ができる、つまり、MBとSBの併用によるNBができるため、相手の攻撃に対する回避速度がほんの少しだけ速くなります。

これでもまだ分かりにくいと思うので、普段の動きを図にしてみました。(下段の画像その1)

基本的には前後に動きながらNBをする、ランダムに軌道を変更するなどして相手が的を絞れない状態をつくろうと頑張ってます。

そしてさらに、横→前QBで攻撃できる位置に上手く誘導してこちらからも攻める。それだけではワンパターンなので、前→横QBからの攻撃もたまに狙います。(画像その2)

だいたい、こんな感じです。最後の方は適当になってしまいましたが、分からないことがあればコメント欄に書き込んでみてください。

それでは、またパイル部屋で会いましょう。





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